新しい年を迎えて

2015年01月01日(木曜日)

合掌
 新しい年を迎えました。全国同志の皆様、明けましておめでとうございます。
日本の新年は、宮中をはじめ神仏への祈りと共に明けます。国民の一人としてこの事はとてもありがたく深い感謝の念でいっぱいでございます。時代とともに日本の伝統文化がだいぶ廃れてきてしまっている昨今であっても、お正月ばかりは若い世代の方々も神妙に手を合わせる姿に私は喜ばしい気持ちになります。
合掌をすると自然と心がなごみとても安らかな気持ちになります。感謝の心の表れがすなわち合掌であると思います。
 親から命を頂き、大自然の恵みに浴し、世の中の多くの方々の勤労の成果によって私は命を保つことができています。
 まさに生きていると言うことはすなわち生かされているのだとつくづく感謝の心が強くなります。
 初詣においても多くの方々が合掌し祈りを捧げてくれているお陰で今こうして私自
身も祈ることができるのかとすら思うことがあります。
 この一年合掌の生活で皆様も共に過ごして頂きたく存じます。
 本年が益々皆様にとりましてより良い年をあることを心よりお祈り申し上げます。

国柱会霊廟賽主 田中壮谷




真世界巻頭言


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