時代が変わった認識を

2007年01月01日(月曜日)

平成19年元旦の初日の出

平成19年元旦の初日の出

合掌
新年あけましておめでとう御座います。
今年は、様々な方々に助けて頂いた感謝の気持ちを、言葉や文章であらわすだけでなく、分かりやすく行動で「ありがとう」と御礼をする年にしたいと思います。

本当に沢山の人々に支えて頂いている事を自覚すると本当にありがたく、毎日ありがとうと伝えたいのです。

しかしその気持ちが届かない方も沢山いるのです。ですから毎日心から報恩感謝の祈りを捧げます。 私にとって三十代をスタートする今年は、すばらしい四十代になるための三十代。とても大切な年なのです。

三十代を、日々感謝の気持を、何があっても忘れずに過ごしたい。様々な力を生む我々人間は、その力の根元に、様々な感情があります。怒りによるパワーであったり、感動によるパワーであったりと、本当に様々です。

しかし怒りによって得たパワーを自身の心に見た時、それはとても醜い物でした。そこから絶望して得た感動のパワー、それを自分で表現するには、何とも図々しいことですが、とてもさわやかで心地の良い、何事が起きても崩れない柔軟な心でした。

その心を終生持ち続けなくてはいけないのだと確信しました。時代が変わった事の認識を深く持ち現実に起こっている事に心を向けなくてはいけないのです。時代が変わった事を認め、その変化に対応していくための意識を改革しなければならないのです。

我々が生きている現実の社会は、グローバル化が進み「グローバル」と言う言葉すら、もう古いと思いますが、だれしも他国の情報ですら、インターネットを通じて簡単に入手できる時代です。

そのような時代は、誰しもがリーダーなのです。強力なリーダーシップを求める時代は終わりました。なぜなら過去の強力なリーダーは、沢山の知識を持ち、その知識を盤面と状況に応じて活用していました。それは目に見えぬ絶え間の無い努力によって得た知識です。

繰り返します。グロバール化が進んだという事は、情報を瞬時に得る事ができるという事です。時間を掛けて勉強しなくてもいい時代なのです。だから一人の人間に強力なリーダーシップを任せる時代ではないのです。誰しもが、リーダーになり時代を引っ張っていく時代に変わったのです。

情報を得て時の状況さえ読み違いをしなければ誰しもリーダーになれる時代。時間を掛けて勉強してきた先人は、絶え間ない努力によってその呼吸法を身につけています。




真世界巻頭言


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