文書伝導

国柱新聞

『天業民報』


『日蓮主義教学大観』

国柱会は、その創立当初から今日に至るまで、言論に、文書に純正日蓮主義を鼓吹する宣伝活動を行ってきました。主義・主張に少しも加水することなく、純乎として純なる日蓮主義を、一貫して宣伝してきたという意味で、それは他に比類なき栄光の歴史であります。とくに文書伝道の中心をなしたのが、夥しく出版された教書と機関誌の発行であります。

文書伝道・機関誌の発行は、現在、月刊「真世界」A5判が国柱会会員の機関誌として発行されています。機関誌といえども、購読を希望する会員外の人も多く、いまも誌友読者の申込みは自由で、購読を受け付けています。


『真世界』


日蓮主義研究(不定期刊行)

平成元年発行の『真世界』3月号は、会の創業以来発行してきた機関誌の通刊6000号を記録しました。6000号という数字は、これを月刊に換算すると500年を要することになりますが、大正9年からのおよそ20年間、『天業民報』(のち『大日本』と改題)という日刊新聞の時代があるので、こういう数字になりました。

因みに、機関誌発行の歴史は、とおく明治19年『立正安国会報告』にはじまり、『師子王』、『妙宗』、『日蓮主義』、『国柱新聞』、『毒鼓』、『天業民報(日刊新聞)』、『大日本(日刊新聞)』、『真興』、『真世界』など、時代に対応して数次の改題をしつつ、改題にともなう月刊、旬刊、週刊、月刊の発行形態の変更をかさねてきましたが、いずれにしても、一つの宗教教団で、独自の日蓮主義思想を宣伝し、広布する目的をもった主張誌を、会の発足以来100年を優にこえて継続発行しております。平成13年1月発行の『真世界』は、通刊6141号を記録しています。

機関誌伝道に併行して、まとまった教書の刊行活動も、文書伝道の主柱をなすもので、田中智学先生が一代に著作された書は、「仏教夫婦論」「宗門の維新」「日蓮聖人乃教義」「妙宗式目講義録(のちに日蓮主義教学大観)」をはじめ辞典、全集、各種教書、戯曲、史劇脚本、能、狂言、端唄、小唄に至るまで、300書にのぼる一大著述を成しとげています。また門下の国柱会教職の著述活動も活発に行われています。



国柱会について


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