国柱会創業130年慶讃法要を成満して

2014年12月02日(火曜日)

合掌
 早いものですね。あとひと月も経てば新年を迎えます。平成26年は皆様におかれましてはどのような年だったでしょうか。私にとっては、無事国柱会創業130年慶賛法要を成満できたことが一番大きな喜びでした。これも、同志の皆様はもとより、様々な形で国柱会を支援していただいた多くの方々のお陰と感謝の念でいっぱいです。慶賛法要におきましては、この良き日を迎えるに至った森羅万象への感謝とともに、世界が全体しあわせになりますようにと、心をこめて祈りを捧げました。私達は、法華経の教えに基いて、個々人の願いを祈ることもさることながら、共業の解決を目指して祈ることが大事だと教えられています。これからも、世の中に起こる全ての罪障を自分の事と感じとり、その消滅を目指して、一生懸命に全身全霊をこめて祈りを捧げたいと思っています。
 国柱会本部では、三大霊節と例月供養会を除き毎日欠かさず「日課国祷正中法座」を厳修しておりますが、そのなかで、大聖人が『開目鈔』において述べられた三大誓願「我日本の柱とならん、我日本の眼目とならん、我日本の大船とならん、等と誓いし願破るべからず」といった文章をお唱えしております。私自身、この言葉によって、意気地なしの臆病者ですが、なんとか頑張ってみせるぞと、不思議な力が湧いてくる気がして日々励まされております。国柱会創業130年の慶賛法要が無事成満できましたのも、この不思議な力に支えられたからこそであり、大聖人初め多くの方々が背中を後押して下さっているお陰なのだと実感しているところです。
 末筆ながら、皆様におかれましては、平成27年度もより良いお年をお迎えくださいませ。

国柱会霊廟賽主 田中壮谷              



真世界巻頭言


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