2025年05月31日(土曜日)
皆様もご存じのように恩師田中智学先生の祥月忌御命日は11月17日です。本部職員が中心となり、有志の方々も加えて、毎月17日に、「恩師忌常勤給仕」として妙宗大霊廟の御前で一同唱題供養を捧げております。また、東京近辺在住の信行員の方々によって、全会員を代表して唱題給仕を捧げる「代拝常勤給仕」も行っております。更には、地方局所属の会員が来られて、本部に宿泊されて行う「各局輪番常勤給仕」もございます。是非ご参加ください。
妙宗大霊廟には、恩師をはじめ多くの方が納鎮されておりますが、納鎮諸霊位は、子孫親族である私たちを慈愛に満ちた恩徳でもって日々導き護ってくださっています。妙宗大霊廟は法華経の教えを形であらわしたものだと教えられています。法華経では、生きとし生けるものすべてが仏に成る可能性を持っていると説かれていて、法華経の教えに従う事に依って皆がそろって仏に成れるのです。妙宗大霊廟に祀られた故人に対して仏道増進を祈って報恩謝徳のご回向を捧げる事によって、法華経の功徳をそっくりそのまま戴けます。私は、妙宗大霊廟に向かってお給仕することにより、あらゆる法のエッセンスを手にすることができるとともに、これが広い世界に広まっている原点となることを信じて日々祈りを捧げています。
以前にも述べましたが、令和10年に、妙宗大霊廟が創建されて丁度100年目を迎えます。妙宗大霊廟は、百年に近い長きにわたって法を説き続け、私達に心の安らぎをもたらし、悟りの世界へと導いてきました。宝塔の中央に刻まれた南無妙法蓮華経の七文字、そして宝塔を囲む散策の経において記された多くの人生訓に導かれて今の私達が有ります。これで、賽主を継承してその時に立てた誓いの一つが達成できることになります。これも、仏天の御加護、多くの同志の方々、職員そして家族に支えられての偉業だと感謝しています。正直いってこの日がくると思っていなかったので、様々な思いが心をめぐり、感謝で胸がいっぱいです。ありがとうございます。
南無妙法蓮華経。
国柱会霊廟賽主 田中壮谷