昭和天皇の大御心を忘れてはいけない日8月15日

2017年08月01日(火曜日)

 毎年のことながら、8月15日には終戦記念日を迎えます。この日が近づくと、いつも昭和天皇の大御心が偲ばれ、戦没者各位の霊が私に語りかけてくるような思いがして厳粛な気分になります。いま、私達日本人がこの世に生をうけて安穏に暮らしていけるのも、戦没者各位の犠牲そして昭和天皇の大御心があっての事であるとつくづく思い知らされます。このことに想いを馳せるとき、世界の絶対的平和に貢献することこそが、今後の私達のつとめだと思います。世界の平和のために尽くすといった天の業(わざ)に与(くみ)することは、日本に課せられた義務であり、いわば「宿命」とも言えます。今こそ、誓いを新たにして、世界人類の為に献身し貢献する菩薩国家となることを誓おうではありませんか。来る8月15日は、昭和天皇に報恩感謝し、戦没者諸霊位に祈りを捧げ、この誓いの実行をしっかりと約束する日にしたいと考えています。
 この大目的の為には、まずは、平和への祈りを捧げることこそが国を靖(やす)らかにする基であるといった考え方を、日本国民全体が共有する必要があります。靖国神社については、その意義をめぐって賛否両論が相争い、静かに祈りたくても祈れないといった状況です。賛成反対の議論からは到底平和など生まれません。
 今こそ平和への祈りを捧げ、日本に課せられた「宿命」を、日本に生を受けた国民一人一人が自覚し、お子さんがいる方は家庭での教育の場で、また教育に携わる方は学生への教育の場で、この「宿命」を、しっかりと子々孫々未来永劫にわたり周知徹底することが必要です。この国に課せられた「宿命」がいつ果たせるか、その時期が早いことを祈りつつ、日々努力しましょう。
霊廟賽主 田中壮谷



真世界巻頭言


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