国柱会ってどんな会?

2022年06月02日(木曜日)

 私は役目柄「国柱会ってどんな会ですか」と問われることがよくあります。皆さまはいかがでしょうか。
 こんな場合私は、以前に故大橋富士子先生から国柱会の特色を簡潔に七箇条に分けて説明していただいたことを思い出しながら、答えています。ご参考までに、その七箇条の要点を紹介させていただきます。皆さまにもご活用いただければ幸いです。

 
日蓮聖人が弘められた法華経の教えを信仰し、本仏釈尊のさとりを頂いて感謝し、世界全体が平和になるよう祈る教団。
 
日蓮聖人の「われ日本の柱とならん」との誓いを継承し、「立正安国」の精神を護 り、右にも左にも傾かない中正の柱を自覚して、日本の理想を実現するよう祈り弘める教団。
 
人間どうしがお互いに仏の子として敬い合掌しあい、家庭や信者どうしが仲良く 正しく生活する在家仏教教団。
 
日蓮聖人の教えのままにお題目を唱えて生きる力を頂き、奇蹟や迷信を一切排除 し、正しい信仰生活を実践する教団。
 
お葬式や法事のみではなく結婚式などの慶事を含め、人生の節目の諸儀式を、出 家僧侶(お坊さん)に頼むことなく、在家信者のまごころによって行う教団。
 
最勝の教えである法華経にもとづいて先祖を正しくまつることから、先祖に一番喜ばれ、また自分も心が清められる純真な信者の教団。
 
亡くなった人は、誰もが平等に、法華経の教えを形に表した理想的なお墓である妙宗大霊廟に永久に祀られ、心をこめた供養が毎日行われている教団。

 国柱会は、恩師田中智学先生が明治17年に創立した立正安国会を基に、志を同じくする門下各諸団体を統合、大正3年に創立されましたが、現在も先生のご精神を継承して運営されています。時代に応じての変革があってもその根本を変えずに日々の正中法座の法灯を一日も絶やさずに護っています。
 本会は、日々、世界全体の平和を祈っています。平和と言えば、日本人は「平和ボケ」していると揶揄されることもありますが、私はある意味、「平和ボケ」はとても素晴らしい事だと思います。「平和ボケ」できるのも、我が祖国日本が平和であるからこそです。「平和ボケ」の輪を、我が祖国日本から世界へと拡げましょう。
 来月はお盆を迎えます。皆様こぞって御先祖様への報恩感謝のご回向を捧げましょう。
南無妙法蓮華経

国柱会霊廟賽主 田中壮谷



真世界巻頭言


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