謹んで令和8年新春のお慶びを申し上げます

2026年01月04日(日曜日)

 旧年中は皆さまに温かいご支援、ご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 いま私たちを取り巻く社会は、孤独、分断、価値観の衝突、そして未来への不安など、
多くの揺らぎを抱えております。しかし、こうした時代だからこそ、法華経の智慧と慈悲が、以前にも増して大切な光となってまいります。
 妙法をいただく同志が心を合わせ、ともに時代を照らし、ともに栄えていく年となることを祈ります。法華経が今を生きる我々に安らぎをもたらし、未来を照らす智慧となることを改めて自覚する年といたしたく存じます。
妙法は抽象的な観念ではなく、人を結び、社会を支え、未来をひらく“行動の法”であります。
 また、同じ日蓮門下においてもそれぞれの解釈がありますが、妙法の豊かな展開であり、互いを尊重しつつ核心において一致する道を開き宗門の統一を目指したいと思います。
 その核心とは、法華経衆生救護の志であります。不軽菩薩の「我深く汝を敬う」の心は、令和に広がる孤独や断絶を癒す大切な実践であり、私たちの生活に常に生かすべき精神であると思います。法要・教学・社会奉仕・青年育成などにおいて争いではなく調和を、排他ではなく敬意をもっていくこと。これこそが、令和の時代にふさわしい妙法の姿であります。気候問題、人口減少など、これまで経験したことのない課題に直面することと思いますが今こそ、苦悩を慈悲に転ずる妙法の力をもって社会を温め、明るい未来を築いていきたいと思います。
 具体的には本年の歩みの実践目標として、慈悲を行動へ、不軽菩薩の精神をもって、一人ひとりを敬う。法華経の智慧を生活・地域・社会に生かしていく。教学・法要・奉仕において協力の輪を広げる。
 妙法の光が、皆さまお一人おひとりの一年を明るく照らし、一人が変われば周囲が変わり、ご家庭・地域・社会に調和と希望が満ちますよう、心より祈念申し上げます。
南無妙法蓮華経

国柱会霊廟賽主 田中壮谷




真世界巻頭言


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