日蓮大聖人御降誕800年を 迎えて

2021年01月01日(金曜日)

 全国同志の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、コロナウイルスの蔓延に伴い、様々な困難を抱えた年でありました。少しでも状況が好転することを願って、弊会で厳修する毎日の法要において、欠かさず全世界人類の病悩速除をお祈りいたしております。どうか皆様におかれましても、共にお祈りを捧げていただきたく存じます。
いまだ終息の気配を見せないコロナ禍のもとで、どなた様も不安でいっぱいだと思います。経営者やサラリーマンなどの職を問わず、先行きの不安を多く抱えておられることと存じます。昨年末にはイギリスでワクチンの接種が始まり、希望の光が少し見えてきました。今が本当に正念場です。心を強く持ち、みんなで手を携えて、共にこの困難を乗り越えましょう。
 さて本年は、日蓮大聖人御降誕800年の年であります。しかしこの現状では、残念ながら、当初企画しておりました全国同志が一堂に会しての記念大会を行う事ができません。御降誕の二月十六日には、それぞれの場所こそ違え、みんな揃って心を込めて正中合念をいたし、お祝いいたしましょう。
 お釈迦様のご縁、大聖人のご縁そして我々同志お互いのご縁、私達はこれらのご縁によって深く繋がっております。みんなが心を一にして感謝のお題目をお唱えいたしましょう。
 私達の生命と身体は、ご先祖様から譲り受けた大切な授かりものであります。絶やすこと無く後世に譲り渡すべく、自他共に生かしていかなければなりません。日々ご自愛下さり、共に生命を大事にして、一日一日大切に感謝をもって生きていきましょう。
 本年が全世界人類にとりまして、本当に幸せな年になる事を心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。
南無妙法蓮華経

国柱会霊廟賽主 田中壮谷



真世界巻頭言


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