小菅丹治(こすげたんじ)

伊勢丹呉服店の開祖にして篤実精励にして義気に富む。実業界で名あり。信仰を第一義に精進。『高祖遺文録』を朝鮮国王に献じ、また明治41年、師子王文庫で開催の大会に「聖伝画」絵灯籠30基、ついで「勅教画談灯」40基を義納。三保の最勝閣建設にあたっては巨財を献じてその基を開く。大正5年2月25日帰寂。
 志を継承した次代丹治の際、現在の伊勢丹百貨店となり、繁盛をみるは先代の徳風の余沢と称せられる。同店「店訓」は智学先生が定めたもの。



田中智学先生に影響を受けた人々


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